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工事進行基準 | CIAC.JP | 経営状況分析手数料5千円

工事進行基準は、工事の進捗状況によって、決算期ごとに売上と原価を計上する会計方式です。 工事進行基準を適用するには、工事の進捗部分について成果の確実性が認められる必要性があります。

一方、工事が完成して引き渡し時に、売上と原価を計上する方式は、工事完成基準です。

法律上、原則として工事進行基準を適用とされていますが、 工事進行基準を適用する場合には、工事の進捗部分について完成工事高と工事原価について確実性が要求されます。

このため、小規模な建設会社については、 工事完成基準の適用が一般的です。

工事進行基準適用の要件

工事進行基準適用の要件である成果の確実性が認められるための要素は以下のものです。

  1. 工事収益総額の信頼性
  2. 工事原価総額の信頼性
  3. 決算日における工事進捗度の信頼性

工事完成基準

工事完成基準は、工事が完成して引き渡し時に、売上と原価を計上する会計方式です。

工事完成基準は、工事の完成年度に工事着工から完成までの期間の売上と原価が、 完成年度に一度に計上されるため、 期間業績判定の観点から望ましくないという側面があります。

注記表の記載例

注記表の記載例はこちらをご覧下さい。

工事収益総額の信頼性

信頼性をもって工事収益総額を見積るためには、その前提として、最終的にその工事が完成することについての確実性が求められます。 そのためには、施工者には当該工事を完成させるに足りる十分な能力が求められ、完成を妨げる環境要因が存在しないことが必要とされています。

工事原価総額の信頼性

工事原価総額は、工事契約に着手した後もさまざまな状況の変化により変動することが多いという特徴を有します。 このため、信頼性をもって工事原価総額の見積りを行うためには、 こうした見積りが工事の各段階における工事原価の見積りの詳細な積み上げとして構成されているなど、 実際の原価発生と対比して適切に見積りの見直しができる状態となっていることが必要です。

決算日における工事進捗度の信頼性

決算日における工事進捗度を見積る方法として原価比例法を採用する場合には、工事原価総額の信頼性をもった見積りができれば、 通常、決算日における工事進捗度も信頼性をもって見積ることができると考えられます。

関連情報

  1. 日本公認会計士協会 「工事進行基準等の適用に関する監査上の取扱い」の公表について

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