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インボイス(適格請求書)
インボイス(適格請求書) | 用語解説 | CIAC.JP
インボイス(適格請求書)とは、売り手が買い手に対して、正確な適用税率や消費税額等を伝えるものです。
具体的には、従来の請求書や領収書に「登録番号」、「適用税率(消費税率)」及び「税率ごとの消費税額」が追加された書類やデータをいいます。
必要な記載項目は、以下の通りです。
- 交付先(売上先)の名称又は氏名
- 取引年月日
- 税率ごとに区分した合計金額及び適用税率(消費税率)
- 売り手の名称又は氏名および登録番号
- 取引内容や品目 (*)軽減税率の対象品目である旨を記載
- 税率ごとに区分した消費税額
従来の請求書に追加して記載が必要な項目
インボイス(適格請求書)に必要な記載項目のうち、従来の請求書等に追加して記載が必要な項目は、以下の通りです。
- 登録番号
- 適用税率(消費税率)
- 税率ごとに区分した消費税額
返還インボイス(適格返還請求書)
インボイス発行事業者が、国内で行った課税資産の譲渡等について、返品や値引き、割戻しなどの売上げに係る対価の返還等を行った場合には、
返還インボイス(適格返還請求書)の交付義務があります。
適格請求書発行事業者公表サイト
インボイス(適格請求書)を発行できる適格請求書発行事業者は、
国税庁の適格請求書発行事業者公表サイトで検索できます。
国税庁 適格請求書発行事業者公表サイト
参考・関連サイト
-
国税庁 インボイス制度の概要
-
国税庁 適格請求書等保存方式の概要

-
国税庁 インボイス制度が始まります

-
国税庁 お問合せの多いご質問

- 財務省 インボイス制度、支援措置があるって本当!?
-
財務省 インボイス制度の負担軽減措置のよくある質問とその回答

-
国税庁 2割特例用 消費税及び地方消費税の確定申告の手引き(個人事業者・法人共通)

お知らせ・ご注意
- インボイスは支払先に請求して下さい。弊社と全く取引のないところから請求されることがあります。
- 簡易課税事業者の場合には、受け取った領収書等がインボイス対応である必要はありません。
受け取った領収書等がインボイスであってもなくても、消費税の納税額計算には影響なく、
かつ、インボイスの仕入税額要件となる「インボイスの保存」も仕入税額控除の要件にはなりません。
- インボイス制度の負担軽減のため、期間限定の複数の軽減措置が用意されています。