トップ > 用語解説 > 厚生労働省関係 > 建退共(建設業退職金共済制度)
建退共は、「建設業退職金共済制度」の略称で、建設業を対象に、「中小企業退職金共済法」という法律により、国が作った退職金制度です。 建設業を営む事業主の方が、対象となる雇用者の方々の働いた日数に応じて掛金を納付することにより、 その方々が建設業で働くことをやめたときに、 独立行政法人勤労者退職金共済機構・建設業退職金共済事業本部(建退共)から ご本人に直接退職金が支払われます。
日本国内で、建設業を営む方なら総合、専門、職別、元請、下請、日本法人、外国法人の別を問わず契約できます。 また、専業・兼業、建設業の許可を受けている・受けていないにかかわらず契約できます。
建設業の現場で働く人たちのほとんどすべての人が建退共制度の対象者になることができます。 国籍に関わらず、現場で働く大工・左官・鳶・土工・電工・配管工・塗装工・運転工・現場事務員など、その職種のいかんを問わず、 また、月給制・日給制・あるいは、工長・班長などの役付であるかどうかも関係なく、すべて被共済者となることができます。 また、いわゆる一人親方でも、任意組合を利用し、被共済者となることができます。