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CCUS(建設キャリアアップシステム)は、技能者ひとり一人の就業実績や資格を登録し、 技能の公正な評価、工事の品質向上、現場作業の効率化などにつなげるシステムです。
CCUS(建設キャリアアップシステム)は、技能者が本人であることを確認したうえでシステムに登録し、 IDが付与されたCCUSカードを交付することがスタートになります。 その上で、いつ、どの現場に、どの職種で、どの立場(職長など)で働いたのかを就業履歴として電子的に記録・蓄積します。 並行して、資格の取得や講習の受講履歴など、技能・研鑽の記録を登録します。
CCUS(建設キャリアアップシステム)に登録された情報を元に、一人ひとりの技能者の評価が適切に行われ、処遇の改善に結びつけること、 さらに人材育成に努め優秀な技能者をかかえる専門工事業者の施工能力を見える化することで、建設業界が健全に維持されることを目指しています。
令和6年3月31日以前の建設キャリアアップシステム利用開始前の就業履歴については、経歴証明書を作成して提出します。
「計装工事技能者」(一般社団法人 日本計装工業会)について、能力評価基準が策定され、 2月1日より、42分野で能力評価が実施されることとなりました。