トップ > 用語解説 > 経営指標 > 資本性借入金 > 資本類似性の判断
資本類似性は、あくまでも借入金の実態的な性質に着目して判断されるものです。 債務者の属性(企業の規模等)、債権者の属性(金融機関、事業法人、個人等)や資金使途等により左右されるものではなく、 基本的には、償還条件、金利設定、劣後性といった観点から判断されます。一般的な条件として以下のようなものが考えられます。
資本に準じ、配当可能利益に応じた金利設定になっていること。
法的破綻時の劣後性が確保されていること (又は、少なくとも法的破綻に至るまでの間において、他の債権に先んじて回収されない仕組みが備わっていること)