元入金は、法人企業でいう資本金にあたります。
期末(12月31日)の元入金の金額は、期首(1月1日)の元入金と同額になります。
翌期首(翌年分の貸借対照表の1月1日)の元入金は、次のように計算します。
元入金 = 前年の元入金 + その年の純利益 + その年の事業主借 - その年の事業主貸
(*)「その年の純利益」は、損益計算書の「青色申告特別控除前の所得金額」
元入金は、個人事業主が事業に対してこれまで投入してきた金額と、これまで獲得した利益の合計で、毎年変動します。 たとえば赤字決算であった場合など、元入金がマイナスになることもあります。
事業開始初年度や白色申告から青色申告に変更した初年度の期首元入金については、 資産の部の現金、預金又は車両運搬具等の減価償却資産(未償却残高)などの合計となります。