トップ > 用語解説 > ファイル関係 > 記録装置・記録媒体 > SSD(Solid State Drive)
SSD(Solid State Drive)は、HDD(Hard Disk Drive)と同じように使える記憶装置です。 HDD(Hard Disk Drive)は回転する円盤に磁気でデータを読み書きしていますが、 SSDは内蔵しているメモリーチップにデータの読み書きを行います。
SSDのメリットは、HDD(Hard Disk Drive)に比べて、読み書きの速度が非常に速いこと、小さくて軽いこと、衝撃による故障リスクが低いこと、 動作音が静かなことがあげられます。
SSDのデメリットは、HDD(Hard Disk Drive)に比べて最大容量が少ないことと、大容量になると容量単価が高いことがあげられます。 また、フラッシュメモリ方式のSSDは、根本原理がフラッシュメモリであるので、フラッシュメモリそのものの欠点があり、 記憶が保持される年数が決して永久ではないため、大学図書館や美術館のバックヤードのキャビネット内などに保管・放置してデータを完全な状態で 10年後や20年後のために長期保存する目的ではSSDは使えません。
一般的によく使用されているSSDのサイズは、2.5インチのもので、主に「Serial ATA」というインターフェースが採用されています。 より小さいサイズの1.8インチのものもありますが、主に小型ノートパソコン等に使用されています。