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マルチキャスト | 用語解説 | CIAC.JP

マルチキャストは、1対多のIP通信方式です。 マルチキャストで送信されたデータは、特定の集団(グループ)に所属する全員が受信します。 またマルチキャストは、どのような機能で通信を行うかで、以下の3つの種類に分けられます。

L2

データリンク層で通信するため、同一ネットワーク内で機能するマルチキャストです。 ほかのネットワークを跨いだ通信はできませんが、機能が単純なため、受信負荷が少ないです。

L3

ネットワーク層で動作するため、異なる通信網のあいだでデータを転送できるマルチキャストです。

L7

アプリケーション層で機能するマルチキャストです。 L2やL3と異なり、ソフトウェア的な処理によりデータを複製することで、複数の受信者に同じデータを配信します。 ネットワーク構成に関係なく利用できますが、受信者数に比例して送信者側の設備にかかる負荷が大きくなります。

ユニキャスト

ユニキャストは、1対1のIP通信方式です。 サイト検索やインターネットショッピング、ネットバンキングなど、普段のWeb閲覧では主にユニキャストが使われます。 ユニキャストではTCP(データを正しく受信できたか逐次確認しながら送信する方法)を利用できます。

マルチキャストでは同時に複数の受信者にデータを届けるためTCPは利用できず、 UDP(受信側に逐次確認を取らずにデータを送信する方法)を利用します。

なお、ユニキャストで受信者が複数名存在する場合は、個々の受信者に対してに1対1の通信を行います。 そのため、L7マルチキャストのようにユニキャスト通信を利用して1対多の配信を行うと、 受信者数の分だけデータ転送量が増え、送信側の負担が大きくなります。

ブロードキャスト

ブロードキャストは、マルチキャストと同様に1対多のIP通信方式です。 そのため、1回の送信で複数名の受信者にデータを送れます。 ブロードキャストのデータ転送は、ネットワークに接続しているすべての機器が対象です。 マルチキャストでは同じネットワーク内の機器であっても、グループに参加していない機器にはデータを送りません。 マルチキャストではデータが必要な受信者にだけ届けることができるので、ブロードキャストと比較して余計な通信を削減できます。

関連・参考サイト

  1. NTT東日本 マルチキャストとは ~1対多のIP通信方式!メリット・デメリットやおすすめサービスを紹介~
  2. 日経クロステック マルチキャストの仕組みは?

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