トップ >
用語解説 >
ネットワーク関係 >
遠隔操作ツール(Remote Access Tool)
遠隔操作ツール(Remote Access Tool) | 用語解説 | CIAC.JP
遠隔操作ツール(Remote Access Tool)は、遠隔で各種システムを操作するためのプログラムやツールのことをいいます。
頭文字からRATと呼ばれる場合もあります。
多くの場合、任意のユーザが、遠隔でコンピュータ内のファイルやデータにアクセスする際に利用される正規ツールですが、
その正規ツールが悪用される場合もあります。
例えば、ユーザを騙して、こういったリモート・アクセス・プログラムをインストールさせた後、遠隔で操作し、ボットとして利用する場合もあります。
似たような機能に「デスクトップ共有」や「リモート管理」などがありますが、これらは合法とされる一方、
RATの場合、大半は犯罪や不正行為と結び付いています。
典型的なRATとしては、ユーザーが気付かないうちにインストールされるトロイの木馬型(バックドア型)マルウェアがあります。
侵入
侵入は、メールの添付ファイル、インターネットやP2Pからのファイルのダウンロードなどによるものが多いです。
もちろんこれらのファイルは有害なプログラムであることは巧妙に隠されて、ユーザーに有益で合法的なものであるかのように偽装しています。
リモート操作
外部の攻撃者はネットワーク接続を通じてRATを制御し、以下のような操作を可能とします。
- デスクトップのスクリーンショット撮影
- コンピューターに装着されたカメラによる撮影
ファイル操作(ダウンロード、アップロード、実行ほか)
- シェル制御(コマンドプロンプトによる)
- コンピューター制御(電源オン/オフ)
- レジストリ管理(照会、付加、削除、変更)など
関連・参考サイト
-
キャノンMJ キーワード辞典 RAT
-
トレンドマイクロ リモート・アクセス・プログラム/ツール
お知らせ・ご注意
- 弊社経営状況分析機関(登録番号22)では、経営状況分析手数料8,800円(税込)です。
- 経営状況分析の審査がスムーズに進むポイントはこちらをご覧下さい。
- 消費税課税事業年度は税抜金額での申請が必須です(経審申請する場合)。
- インボイス登録事業者(適格請求書発行事業者)は消費税課税事業者になりますので、
税抜金額での申請が必須です(経審申請する場合)。
- 免税事業者が決算期の途中でインボイス登録を行った場合には、インボイス登録後は税抜金額で経審申請する必要があります。
- 審査基準日が1年以上前の経営状況分析申請は受け付けできません。
- 行政書士資格をお持ちでない方は、代理申請はできません。
公認会計士・税理士等の資格をお持ちの方でも、行政書士会への登録がなければ、行政書士として活動することはできません。