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ベクターファイルは、数式、直線、曲線(グリッド上に固定された点を使用)で構成されているため、 解像度を落とすことなく無限に大きく(または小さく)サイズ変更できます。 基本的にベクターはサイズ変更しても画質は落ちません。
デジタルプロジェクトで使用する画像ファイルには、ラスターとベクターという2種類の形式があります。 両者は構成が異なり、それぞれ適したプロジェクトと適さないプロジェクトがあります。 ラスターファイルは一定数の正方形のピクセルで構成されています。 そのためラスターファイルは、ピクセルが本来占めるべきスペースを超えてサイズ変更すると歪んでしまいます。 ベクター画像ではピクセルを使用しません。数式、直線、曲線(グリッド上に固定された点を使用)で構成されているため、 解像度を落とすことなく無限に大きく(または小さく)サイズ変更できます。基本的にベクターはサイズ変更しても画質は落ちません。
ラスターとベクターのファイル形式とRAWファイルを混同しないようにしましょう。 RAWファイルは、カメラのセンサーから取り込んだままのデータで、変更も圧縮もされていない画像のことです。 この3つにはそれぞれメリットとデメリットがあり、適した用途が異なります。