トップ > 用語解説 > 技術者関係 > CCUS(建設キャリアアップシステム) > 就業履歴データ登録標準API連携認定システム
就業履歴データ登録標準API連携認定システムは、一般財団法人建設業振興基金の認定を受けて、建設キャリアアップシステムの標準APIを使って、 就業履歴データを送受信し、登録・連携ができるシステムです。 一般財団法人建設業振興基金では、この標準APIを使って連携を希望する民間の入退場管理システム、安全衛生管理システム等を募集しています。 一般財団法人建設業振興基金の提供するシステムに加え、広く建設現場での就業履歴データの蓄積が可能となり、技能者及び事業者の利便性の向上が期待できます。 また、認定を受けるシステムの提供者は、建設キャリアアップシステムと連携する事により、正確な真正性のあるサービスを提供できるようになります。
就業履歴データ登録標準API連携認定システムは、技能者が本人であることを確認したうえでシステムに登録し、 IDが付与されたCCUSカードを交付することがスタートになります。 その上で、いつ、どの現場に、どの職種で、どの立場(職長など)で働いたのかを就業履歴として電子的に記録・蓄積します。 並行して、資格の取得や講習の受講履歴など、技能・研鑽の記録を登録します。
就業履歴データ登録標準API連携認定システムに登録された情報を元に、一人ひとりの技能者の評価が適切に行われ、処遇の改善に結びつけること、 さらに人材育成に努め優秀な技能者をかかえる専門工事業者の施工能力を見える化することで、建設業界が健全に維持されることを目指しています。