決算期変更(事業年度の変更)は、例えば3月決算の会社が9月決算に決算期を変更することをいいます。
決算期変更を行う理由は、一時的に多額の売上があった場合に節税のために行ったり、 経審(経営事項審査)の評点アップのために行う場合があります。
決算期間は12ヶ月を超えることはできないので、3月決算の会社が9月決算に変更する場合には、 決算期間は4月1日から9月末日までの6ヶ月間になります。
経営状況分析申請書「処理の区分①」は「02」を記載します。 決算期変更時の経営状況分析申請についてはこちらをご覧下さい。
決算期変更を行って、決算期が12ヶ月に満たない場合には、期末日から遡って12ヶ月間の金額換算(損益計算)を行って、 経営状況分析申請を行う必要があります。 経審ソフト経審大臣(R)シリーズには、12ヶ月の金額計算を行う換算書作成機能もあります。
また、経営規模等評価申請時には、期末日から遡って24ヶ月間(2年平均の場合、3年平均の場合は36ヶ月)の工事種類別完成工事高を算出して、 経営規模等評価申請を受ける必要があります。
決算期変更には、定款の変更と税務署へ届け出が必要になります。