トップ > 建設業財務諸表の解説 > 改正 > 令和4年3月改正
令和4年3月31日に国土交通省令第19号が公布され、建設業財務諸表の勘定科目等が変更され、 公布の日に施行されました。変更内容は以下の通りです。
様式第十五号「貸借対照表(法人用)」で、 流動資産の部「繰延税金資産」と流動負債の部「繰延税金負債」が削除されました。
流動資産の部「繰延税金資産」に計上していたものは、 投資その他の資産の部「繰延税金資産」に計上し、 流動負債の部「繰延税金負債」に計上していたものは、 固定負債の部「繰延税金負債」に計上して下さい。
様式第十七号「株主資本等変動計算書」で、 「資本金」列の右側の「新株式申込証拠金」列が常に表示されるようになりました。
様式第十七号の二「注記表」で、以下の項目が追加されました。
同時に、「8損益計算書関係(1) 工事進行基準による完成工事高」が削除され、 「8損益計算書関係(2)~(6)」の番号が「(1)~(5)」に繰り上げになりました。
様式第十九号「損益計算書(個人用)」で、 「注 工事進行基準による売上高」の記載が削除されました。
令和3年4月1日以後に開始した決算期に関して作成する注記表及び損益計算書(個人)について適用し、 令和3年4月1日以前に開始した決算期に関して作成する注記表及び損益計算書(個人)については、改正前の様式で作成することもできます。